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ケアマネージャーの利用者とのアポイントメント

ケアマネージャーの利用者とのアポイントメント

利用者からじっくりお話を伺いたいですから、
電話相談だけでなく、訪問をさせていただいて、話を伺うことがあります。

 

そのとき、ケアマネージャーは、「訪問したい」、「訪問が必要だ」といって、
約束をすることなく自宅を訪問することはよくありません。

 

あくまでも、ケアマネージャーの仕事の基本は、
相手の生活に合わせることが必要ですから、
相談者の生活に思いを馳せ、相手に歩調を合わせ、
生活を把握することが必要です。

電話で予約をする

利用者のお宅に訪問する際には、まず、電話で予約をすることが多いです。

 

予約の電話をするときには、以下の点に注意しましょう。

 

(1) ゆっくりと話を聞くことができそうな時間帯に連絡する

 

訪問の予約のための電話ですが、その電話の中でも、
現在困っていること等を聞くことができれば、
訪問前に準備をすることができます。

 

都合の良い時間帯、ゆっくり話を聞くことができる時間帯は、
人それぞれ異なります。

 

生活歴や疾病の有無、家族構成など、初回の相談時に把握した状況を確認しながら、
相手の都合が良さそうな時間帯に電話をかけるようにしましょう。

 

(2) 自己紹介をする

 

電話をかけたら、「Aさんの介護保険の利用をお手伝いする
ケアマネージャーの○○です。」、「Bさんのケアプランを担当することになりました、
D事業所のケアマネージャーの○○です。」というように、
自分の所属や役割を簡単に伝えます。

 

電話は、お互いに顔が見えません。

 

いつも以上に、適切な言葉を選び、
伝える努力をしましょう。

 

(3) 時候の挨拶をする

 

事務的な話に移る前に、「暑い日が続いていますが、体調はいかがですか?」や、
「寒くなってきましたが、ご不便はありませんか?」というように、
時候の挨拶をすると、利用者がリラックスして話しやすい雰囲気を作ることができます。

 

(4) 声に気をつける

 

加齢による聴力の老化によって、高齢者は高い音や早い音、
たくさんの音源の中から重要な音を聴き取ることが難しくなります。

 

ですから、電話をかけるときには、
ゆっくりと、少し低めの声で話しかけるようにします。

 

ケアマネージャーも、慣れていない人と会話をするときには、
どうしても緊張してしまい、早口になってしまったりします。

 

ですが、ケアマネージャーという仕事は、
高齢者を相手に話をします。

 

相手が聞き取りやすいように、意識的にゆっくりと話すように心がけましょう。

 

また、携帯電話を使用し、外出時のあいた時間を利用して
電話をかけることもあると思います。

 

ですが、携帯電話での通話は、
固定電話に比べても聴き取りにくいので、
なるべく携帯電話で話をするときには静かな場所に移動し、
電話の話口を手で覆って、他の音が入らないようにするなど、
工夫して話すようにしましょう。

 

(5) 訪問日は選択してもらう

 

利用者のお宅を訪問させていただく日は、
「○月○日の○曜日から○日の○曜日までの間で、
お伺いさせていただける日はありますか?」というように、
2.3日提示し、利用者さんに選択してもらうようにしましょう。

 

ケアマネージャーが決定してしまい、
「○日に訪問したいのですが。」というのは少し強引ですし、
かといって、「訪問したいのですが、いつがよろしいですか?」
というのも、一見相手のことを尊重しているようですが、
決定を難しくさせてしまうこともあります。

 

ある程度、日時を決めて、その中から選択してもらうようにしましょう。

 

また、時間も忘れずに決めてくださいね。

 

電話予約から訪問までに日がある場合などは、
前日、もしくは当日の朝に、再度連絡を入れましょう。

 

(6) ケアマネージャーの観察・評価もされていることをわすれない

 

アポイントメントの時点から、利用者の情報収集は始まっています。

 

そして、同時に、ケアマネージャーについて利用者も観察・評価しています。

 

特に電話では、顔が見えません。

 

いつも以上に、意識的に言葉を選び、伝える努力が必要です。